親を頼れない社会的養護の子ども・若者と仕事を繋ぐ「しごとさとおや」事業



「社会」に入りきれない子ども・若者たち

児童養護施設に暮らす子どもや卒園する若者といっても、それぞれに様々な背景を持ち、その多くは一般家庭に暮らす子どもたちと何ら変わらない、素晴らしい素質と可能性を持っています。18歳で施設を巣立つ彼ら彼女らには、確かに自分次第で自由に選択できる権利とその社会への入り口があります。

しかし、18歳という年齢による知識と経験の少なく、更には再出発のための帰る場所が無い(失敗すると後がない)というプレッシャーから、現実的には「社会」に入りきれない子どもや若者を多く目にしてきました。それはまるで、キラキラと輝く店内をショーウインドウの外から見つめる子どものようです。

・「自分がそこに入っても良いのか」
・「自分の居場所はそこにあるのか」

そんな不安と心細さを抱えながら一人で生きている子は少なくありません。そんな「社会」に入りきれない子どもや若者たちの手をそっと引いて中に迎え入れてくださる、私たちはこの活動を通じて、そんな大人を増やしていきたいと考えています。

企業・団体さまへ

この活動には「協力企業」として、児童養護施設等に暮らす高校生や卒園後の若者の職場見学や職場体験を受け入れてくださる協力企業・団体さまのご協力が不可欠です。

現在、活動の第一段階となる「しごとさとおやネットワーク構築」の為の受入れにご協力くださる事業者様の募集を行っております。少しでも興味・ご関心を持ってくださった方は、ぜひ下記より詳細をご覧いただけますと幸いです。さまざまな形での関わり方をご提案させて頂いております。

しごとさとおや事業ホームページ:https://shigoto-satooya.org/